

学習=ラーニングというコンセプトは、ある意味非常に新しいものであるといえます。学習とは、知識の獲得・蓄積・創造を意味し、変化の激しい現代においては、今ある能力・スキルより、新しいスキルを獲得できる力=学習する力をもつことのほうが重要であるといえます。現代において働くということ、すなわちそれは、学習することと同じであり、「学習は新しい形の労働」(Zuboff, 1988, In the Age of the Smart Machine)となったといえます。
21世紀型リーダシップ、すなわち新しい時代のリーダーは、自分の周りの人材の可能性を引き出し、学習を促進する存在であるといえます。リーダに求められる役割は変化し、そのような人間性をも含めた育成を、できるだけ短時間でおこないたいという組織ニーズは強まっています。
| 分野 |
20世紀型の対処方法 |
21世紀型の対処方法 |
| リーダシップのとり方 |
断固たる決断力で組織を引っ張る |
組織が行動する際の助言者となる |
| 組織づくり |
役割と責任を分担した効果的なヒエラルキーをつくる |
信頼関係で結ばれたコミュニティーを築く |
| コミュニケーション方法 |
問題を確定させ、求めている答えを人々に明確に示す |
根本的な部分を明確にしたうえで、常に問いかけ続ける |
| 人材活用 |
有能な人材をみつけ適所に配置する |
相互に高めあえる、豊かな人的ネットワークを構築する |
| 指導法 |
解決法を示す |
核となる質問や、論点を提示し、問題を見極められるように仕向ける |
Marquardt & Berger, 2000
|